子どもが集団生活で病気になりやすい理由と予防法、なった時の注意点

 幼稚園や保育園に通い始めると、子どもが病気をもらったり、子どもがクラスメイトに病気をうつしたりします。子どもが病気になると心配するのはもちろん、働いているお母さんは仕事を休まなければいけませんよね。

 子どもが集団生活で病気になりやすい理由と予防法、病気になった時の注意点を紹介します。

集団生活で病気になりやすい理由

 幼稚園に通い始めるまで病気知らずだった子どもが、通い始めた途端に病気がちになると、「クラスメイトからうつされたんだ・・・」と考えるお母さんが多いと思います。しかし、子どもが病気になる理由はクラスメイトからうつされるからだけではありません。

 集団生活で病気になりやすい理由をみていきましょう。

子どもの疲れがたまっている

 生まれてからずっとお母さんと一緒にいた子どもにとって、幼稚園は全く新しい世界。働き始めたり、引っ越して新しい土地で暮らし始めたりした時に、その環境に適応しようとして、大人が疲れをためこむのと同じで、幼稚園に泣きながら通っている子どもはもちろん、楽しそうに通っている子どもだって、幼稚園に慣れようと頑張っています。

子どものストレスがたまっている

 家にあるおもちゃや絵本は自分だけのものですが、幼稚園にあるものは皆のもの。取ったり取られたりすることで、譲り合う気持ちが芽生えますが、その気持ちが芽生えるまでは、自分の思い通りにならないことにストレスをためこみます。

免疫がない

 乳幼児期は免疫力が低く、また、疲れやストレスがたまると、免疫力が落ちるといわれています。

 そのため、幼稚園に通い始めるまで病気知らずだった子どもが、集団生活をし始めて病気になるのは当たり前のことなのです。

予防法

 集団生活をし始めて病気になるのは当たり前のことだとはいえ、しんどそうな子どもの姿を見たくないですよね。集団生活で病気にならないようにするためには、どのようなことに気を付ければいいのでしょうか。

手洗い、うがいの習慣を身につける

 手洗い、うがいと聞くと、風邪予防を思い浮かべるお母さんが多いと思いますが、風邪が流行っていても、流行っていなくても、普段から手洗い、うがいをして、習慣化しましょう。帰宅してすぐに手洗いをすることで、ウイルスが家に侵入するのを、また、うがいをすることで、ウイルスが体内に侵入するのを防げます。

 子どもに手洗い、うがいの習慣を身につけさせるためには、大人がお手本を見せることが大事です。殺菌作用のある石けんで、手のひらや甲、指と指の間、指と爪の隙間、手首まで、手を丁寧に洗っている姿を見せましょう。

疲れをためさせない

 幼稚園に通い始めると、早起きしますよね。3歳から5歳の子どもの一日必要睡眠時間は10時間から13時間といわれています。7時に起床するなら、遅くても21時には寝付けるようにしましょう。寝付くのに30分かかるなら、20時30分には布団に入るようにして、夜ごはんやお風呂の時間を逆算してください。

胃腸の調子を整える

 免疫細胞の45%は腸に集中しています。また、胃腸は身体に不必要な毒素を体外に排出し、必要な栄養素を体内に吸収しやすくしてくれます。胃腸の調子を整えることは、免疫力を高めるために必要不可欠なのです。

関連記事 → 健康体に近づく!免疫力が低下する原因とNK細胞の働きを高める方法

 キュウリやナスなどの夏野菜、体温より冷たい飲み物やアイスクリームなどはお腹を冷やすので、食べ過ぎないように注意しましょう。また、乳酸菌を摂取することで、腸内環境を整えられます。子どもが大好きなヨーグルトを、デザートやおやつなどに取り入れるといいですね。

病気になった時の注意点

 子どもの様子がいつもと異なるようであれば、病気にかかり始めているかもしれません。病気にかかり始めると、子どもの免疫力が低下し、他の病気もうつりやすくなります。

 「これぐらいなら、幼稚園に行っても大丈夫だろう。」と軽く考えず、帰宅後はリラックスして過ごせるように環境をつくってあげましょう。子どもを病院に連れて行く場合、お母さんが働いていても働いていなくても、家事に支障が出ます。レトルト食品やインスタント食品など、簡単に調理できる食品をストックしておくと、家事の負担が軽くなります。時間がある時に作りおきして、冷凍保存しておくのもいいですね。

まとめ

 子どもが集団生活で病気になりやすい理由と予防法、病気になった時の注意点を紹介しました。

 集団生活が始まると、子どもの疲れやストレスがたまり、免疫力が低い子どもは病気になりやすくなります。手洗い、うがいを徹底する、一日の疲れはその日のうちに取り払う、胃腸の調子を整えるなど、病気にならないように、生活習慣を整えてあげましょう。もし、集団生活が始まるまで日数があるなら、集団生活が始まってからの生活リズムに近付けるよう、徐々に生活リズムを整えたり、病児保育を下調べしたりしておいてください。

 子どもは病気になって免疫をつけていきます。「集団生活をし始めて病気になるのは当たり前だ。」と、ある程度割り切ることも大事です。病気にあまり神経質にならず、正しい生活習慣を身につけさせながら、子どもの成長を見守りましょう。

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