手荒れの予防法や対策は?ハンドクリームの正しい塗り方も紹介

 女性がしやすいという印象が強い手荒れ。最近では、男性も手荒れするようになりました。手荒れすると、かゆみや痛みを感じる他、現代ならではの弊害もあります。

 手荒れしやすい人の条件、手荒れによる意外な弊害、予防法と対策、ハンドクリームの正しい塗り方を紹介します。

 手荒れしやすい人の条件

 手荒れしやすい方には共通点があります。以下の8項目のうち、何項目当てはまりますか?チェックしてみましょう。

1. 女性である
2. 美容師や調理師など、手をよく使う職業である
3. 子どもの頃、アトピー体質だった
4. 手洗いをこまめにする
5. エアコンが効いた場所で過ごすことが多い
6. 手足が冷えやすい
7. 入浴時に身体を強く洗いがちである
8. 紙を指先でよく触る

 いかがですか?

当てはまる項目が多ければ多いほど、手荒れの危険度が高いです。

 特に注目したいのは8番目の項目、紙を指先でよく触る。指先は皮脂腺がなく、乾燥しやすい部位です。また、指先は角層が厚く、パックリ割れしやすい(亀裂が入りやすい)部位。紙を触る機会が多い銀行員は、紙に指先の水分を吸い取られるため、指先が乾燥しがちだといわれています。

 手荒れによる意外な弊害

 美容的にも気になる手荒れですが、痒みや痛みを伴うと、生活に支障をきたすことも。

 その他、現代ならではの意外な弊害もあります。

指紋認証できない

 スマホのロック解除やATMの本人認証など、指紋認証機能を使う場面が増えています。指先が乾燥し、パックリ割れすると、指紋が崩れてしまうため、指紋認証ができなくなるそうです。

食中毒のリスクが高まる

 私達の肌にはバリア機能があり、通常、肌の表面は弱酸性に保たれています。弱酸性の肌では、食中毒の原因となる菌が増殖しにくいのですが、手荒れすると、手のバリア機能が低下し、手に雑菌が付きやすくなったり、増殖しやすくなってしまいます。

 予防法と対策

 手荒れしやすい人の条件から分かるように、手荒れの原因は乾燥です。

 手荒れしないように、乾燥を中心に予防法と対策をみていきましょう。

ゴム手袋をはめる

 洗剤は洗浄力が高く、手のバリア機能を低下させてしまいます。皿洗いや洗濯物など、洗剤が手に付く洗い物をする時は、ゴム手袋をはめるようにしましょう。

熱湯を手につけない

 熱湯を使うと、肌の保湿成分が熱湯に溶けて、皮膚が乾燥しやすくなります。これはお湯で水仕事をする時だけでなく、入浴する時も同じです。お湯を使って水仕事をする場合は、40度以下のお湯を使うようにしましょう。

 ハンドクリームの正しい塗り方

 洗い物をする時にゴム手袋をはめる、熱湯を手につけない他、手荒れ対策には、ハンドクリームを塗ることが大切です。

 ハンドクリームの選び方、塗るタイミング、塗り方をみていきましょう。

選び方

 ハンドクリームをただ塗ればいいというわけではありません。手の症状にあったハンドクリームを選んで塗りましょう。

症状なし

 症状が無い方は、手荒れ予防、美肌効果のためにハンドクリームを塗ることになります。ハンドクリームは何でもOKです。

カサカサする

 肌がカサカサしているのは、手荒れの症状が現れ始めている証拠。これ以上進行しないよう、保湿因子である尿素ワセリンを配合したハンドクリームを選んでください。ワセリンはベタつきますが、肌の表面に膜を張って、肌から水分が蒸発するのを防いでくれます。赤ちゃんにも使われるワセリンは、敏感肌の方でも安心して使えますよ。

ヒリヒリする

 ヒリヒリした肌を放っておくと、ひびやあかぎれを引き起こす可能性があります。これ以上ひどい状態にならないよう、血行促進作用があるビタミンE、低刺激の薬用成分であるヘパリンを配合したハンドクリームを選んでください。特にヘパリンには、肌に水分を与える働きがあり、低下したバリア機能を修復する効果があります。

塗るタイミング

 ハンドクリームをいつ塗ればいいのか、気になりますよね。乾燥を感じる度に塗るのが一番ですが、何度も塗りたくない方は、洗顔後と入浴後、寝る前の3回だけでも必ず塗るようにしましょう。

 入浴後や洗顔後など、手を洗った直後は、角質層が水分を含んでいます。時間が経つにつれて、水分がどんどん蒸発し、肌が乾燥するので、手を洗った直後にハンドクリームを塗ることで、水分の蒸発を防げるのです。

 また、寝ている間は手を使わないので、肌を修復しやすいといわれています。

塗り方

 人差し指に、人差し指の第一関節の二つ分のハンドクリームを取り、手のひらと手の甲につけます。そして、全体に優しく馴染ませるように、手のひらと手の甲はもちろん、手首まで塗りましょう。時間に余裕がある方は、指を一本ずつつまんで、指の付け根から指先にかけてマッサージしましょう。更に、爪の横を圧迫して刺激したり、親指で指の間をマッサージしたりすると、血行を促進できますよ。

 気温や室温が低くて、ハンドクリームが固まっている場合は、ハンドクリームを軽く温めて塗ると、伸びが良くなります。

 まとめ

 手荒れしやすい人の条件、手荒れによる意外な弊害、予防法と対策、ハンドクリームの正しい塗り方を紹介しました。

 手荒れすると、かゆみや痛みを感じる他、指紋認証ができなくなったり、食中毒のリスクが高まったりします。手荒れの原因は乾燥です。洗い物をする時にゴム手袋をはめる、熱湯を手につけない他、症状にあったハンドクリームを塗りましょう。

 手荒れがひどい場合は、皮膚科を受診してくださいね。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする