台湾発祥のタピオカミルクティーですが、今や日本でも大人気ですね。ところで、タピオカが何からできているかをご存じですか?
タピオカ大好きの私が、タピオカの栄養素と食べるメリット、おすすめの食べ方、注意事項を紹介します。
タピオカの栄養素
黒い粒のタピオカは何からできていて、どのような栄養素があるのでしょうか?
原材料
タピオカの原材料はキャッサバ。キャッサバはイモの一種で、南米やブラジルが原産地です。麺類やパンのモチモチした食感をだすために使われることもあります。
栄養素
タピオカのカロリーは100gあたり350kcal。100gのタピオカに、87.8gの炭水化物が含まれていて、残りはほとんど水分です。
タピオカを食べるメリット
原材料と栄養素を紹介しましたが、高カロリーなうえに、栄養素として炭水化物しか含まれていないタピオカを食べるメリットはあるのでしょうか?
実は、タピオカをうまく活用すれば、ダイエットすることができます。
腹持ちがいい
ご飯よりもカロリーが高いタピオカですが、タピオカは噛みごたえがあり、ゆっくり食べることになるので満腹感。ドリンクと一緒に食べることで、より満腹感を得られます。
便秘を解消する
先述したように、タピオカの原材料は芋の一種であるキャッサバです。芋と聞くと、食物繊維が豊富なイメージがありますが、タピオカはキャッサバのデンプンからできているので、炭水化物がメインで、食物繊維はほとんど含まれていません。
しかし、タピオカには難消化性再結晶アミロースという成分が含まれています。難消化性再結晶アミロースが大腸に届くと、腸の蠕動運動を活発にしてくれます。つまり、食物繊維と同じような働きがあるのです。
おすすめの食べ方
炭水化物であるタピオカを、炭水化物であるご飯に置き換えて食べるのが一番おすすめです。ご飯の代わりにスイーツを食べたい、おかずも食べたいという方に嬉しい組み合わせですね。
先述したように、タピオカは100gあたり350kcalです。ご飯は100gあたり170kcalなので、ご飯と同じ量のタピオカを食べるとダイエットにはなりません。タピオカの量は50g程度に抑えておきましょう。
注意事項
タピオカをただ食べるだけでダイエットできるわけではありません。注意事項をみていきましょう。
温かいドリンクと組み合わせる
タピオカをドリンクと一緒に食べる時に、冷たいドリンクと組み合わせるとお腹が冷えてしまいます。ダイエット目的でタピオカを食べるなら、身体を冷やしてしまっては逆効果。身体を温めるためにも、温かいドリンクと組み合わせてください。
食前、食後に食べない
タピオカを食前や食後に食べると、炭水化物であるご飯を食べたうえに、炭水化物であるタピオカを食べることになるので、カロリーの過剰摂取に繋がります。
ダイエット目的でタピオカを食べるなら、間食にしましょう。
まとめ
タピオカの栄養素とタピオカを食べるメリット、おすすめの食べ方、注意事項を紹介しました。
タピオカの原材料はキャッサバで、カロリーは100gあたり350kcal。高カロリーなうえに、ほとんどが炭水化物ですが、腹持ちが良く、便秘解消にも効果があります。ご飯をタピオカに置き換えて食べれば、スイーツもおかずも食べられて一石二鳥です。
タピオカはカルディや業務スーパーなどで手に入ります。自分が好きなドリンクと組み合わせて、様々な味のタピオカドリンクを楽しんでください。