家族や友達、恋人とのんびり過ごすお正月。楽しいお正月が終わり、日常生活に戻った時に、「あれ?ズボンのベルトの位置が。」、「あれ?この服、こんなにキツかったっけ?」と思ったことはありませんか?それは正月太りかもしれません。
正月太りの原因と解消法を紹介します。
正月太りの原因
正月太りの主な原因は4つです。
詳しくみていきましょう。
高カロリーなお餅
お雑煮に、お餅を何個入れていますか?1個では寂しいから、2個は入れるという方が多いのではないでしょうか?
お餅100gあたりのカロリーは、ご飯100gあたりのカロリーの約1.4倍。お餅100gはお餅2個に、ご飯100gはお茶碗1杯に相当するので、お餅を1.5個以上食べると、ご飯のカロリーを超えてしまうのです。
高カロリーなお酒
お正月は朝からビールを飲んだり、日本酒を飲んだりする方もいらっしゃりますよね。お正月が近付くと、金箔入りの日本酒が販売されるほど。お酒を片手に、おせち料理を囲んで過ごすという方も多いのではないでしょうか?
おせち料理には塩分がたくさん含まれていて、喉が渇きやすくなります。喉が渇く度にお酒を飲んでいると、飲み物による摂取カロリーも普段より高くなりますね。
糖分と塩分たっぷりの料理
12月31日に受け取って、1月2日まで食べられるおせち料理。三が日に火を使わなくてもいい料理として、おせち料理は昔から多くの人に愛されてきました。いくらやサーモンなど何も入っているのに、何故、消費期限がこんなに長いのでしょうか?
実は、おせち料理を長持ちさせるために、糖分や塩分をたくさん使っているのです。おせち料理には脂っこい食材が少なく、ヘルシーなイメージがあるかもしれませんが、糖分を摂り過ぎると当然太ってしまいますよね。
塩分は脂肪がつく原因にはなりませんが、むくみの原因になります。塩分を摂取すると、身体の塩分濃度を薄めようと、体内に水分が蓄えられます。喉が渇きやすくなるので、水分を大量に摂取し、身体がむくんでしまうのです。
運動不足
こたつに入っておせち料理を囲んだり、こたつに入って寝転んでテレビを見たり、お正月はお家でゆっくり過ごしますよね。お正月のテレビ番組は朝早くから夜遅くまで放送していて、お家にいても十分楽しめるようになっています。
普段と同じように動かない限り、お正月の消費カロリーは、普段の消費カロリーに比べて当然少なくなります。
正月太りの解消法
正月太りが嫌だからといって、お正月に食事制限するのは勿体ないですよね。お正月しか食べられないおせち料理は、食べたければ食べるべきです。お酒も飲みたければ飲むべきです。新年早々、我慢する必要はありません。ダイエットはお正月明けからでもかまいません。
ただし、正月太りを解消するには、普段の生活に早く戻す、リセットすることが大事です。お正月は特別な3日間。3日間を終えて、普段の生活に戻れば当然痩せます。体重を落として痩せるには、太るまでの期間の2倍の期間が必要だといわれているので、1週間以上かけて、正月太りを解消しましょう。
お正月が終わり、仕事や学校が始まって普段の生活に戻れば、自然と痩せるかもしれません。普段の生活に戻すだけでは不安だという方は、いつもより30分程度長めに歩いたり、寝る前にストレッチをしたりして、代謝を高めましょう。
まとめ
正月太りの原因と解消法を紹介しました。
正月太りの原因には、高カロリーなお餅とお酒、糖分と塩分が多いおせち料理、運動不足が挙げられます。正月太りを解消するには、普段の生活に早く戻すことが大事です。いつもより30分程度長めに歩いたり、寝る前にストレッチをしたりすれば、代謝を更に高めることができますよ。
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