雨や曇りの日が続く梅雨。いつも履いている靴が濡れると、翌朝どの靴を履こうかと迷いますよね。中には、濡れた靴を履いて行く方もいらっしゃるのではないでしょうか。
濡れた靴を早く乾かす方法、靴のにおい対策を紹介します。
靴を早く乾かす方法
湿度が高い靴の中は雑菌が繁殖しやすく、濡れたままにしていると、カビやにおいが発生してしまいます。ただでさえもにおいが気になる靴。濡れた靴のにおいを想像すると、一刻も早く乾かしたくなりますよね。
靴を早く乾かす方法をみていきましょう。
シューズハンガーに靴を掛ける

シューズハンガーは靴専用のハンガーです。床に洗濯物を置いていても乾きにくいですよね。靴も同じで、地面に置いているととても乾きにくいです。
シューズハンガーに靴をかけて、家族がよく通る場所やエアコンが効いている場所など、風通しが良い場所にハンガーをかけて干せば、靴が乾きやすくなります。リビングなど、床が汚れると困る場所に干す場合は、ハンガーの真下にタオルなどを敷いてくださいね。
洗濯機の乾燥機能を使う
洗濯機の乾燥機能を使えば、靴だって早く乾かすことができます。靴を洗濯機に入れる場合は、必ずネットに入れてくださいね。
また、洗濯機に入れてもいい靴はスニーカーやスリッポンなどの布製の靴です。革製の靴、ヒールのある靴は傷んだり、形が崩れたりするおそれがあるのでやめておきましょう。
靴の中に新聞紙を入れる
新聞紙は靴の湿気を取り除く定番のアイテムですね。軽く丸めた新聞紙を靴の中に入れて、新聞紙をこまめに取り換えましょう。新聞紙の代わりに、キッチンペーパーを入れてもいいですよ。
靴の中に乾燥剤を入れる

靴を購入した時に、箱の中に乾燥剤が入っていませんか?輸送中に靴にカビが生えるのを防ぐために、箱の中に乾燥剤が入っています。乾燥剤を靴の中に入れると、靴の湿気をどんどん吸収してくれます。
入れる乾燥剤の量は靴の濡れ具合によって異なるので、入れた乾燥剤の吸湿具合を見て、乾燥剤を追加で入れるかどうか判断してください。
ヘアドライヤーで乾かす
「布製の靴があと少しで乾く!」という時にはヘアドライヤーで乾かすのがおすすめです。靴からドライヤーを十分に離して温風を当てましょう。
布製の靴でも、ゴムを使用している箇所がありますよね。ゴムに温風を当てると変形したり、火事を引き起こしたりするおそれがあるので、布を中心に当てるようにしてくださいね。
靴のにおい対策
靴が乾いたとしても、梅雨の靴のにおいが気になる方は多いのではないでしょうか?
簡単にできる靴のにおい対策をみていきましょう。
毎日同じ靴を履かない
一足の靴を履く時間が長ければ長いほど、靴の中の湿度が上がります。靴の中の風通しをよくするためにも、一日おきに靴を替えるなど、毎日同じ靴を履かないようにしましょう。
重曹を入れる

料理や掃除に使う重曹ですが、重曹には消臭効果があります。キッチンペーパーに重曹を包んで、靴の中に入れましょう。効果の持続期間は2ヶ月程度なので、定期的に重曹を入れ替えてくださいね。また、重曹が靴の中にこぼれないように注意してください。
10円玉を入れる
銅でできている10円玉には殺菌効果があり、においの元となる雑菌をやっつけてくれます。靴の片足に5枚ほど入れるようにし、晴れた日には10円玉を取り除いて、天日干しましょう。
10円玉を入れっぱなしにしておくと、消臭効果が高まるように思うかもしれませんが、靴に銅のにおいがうつってしまいます。消臭できたと感じたら、10円玉を取り除いてください。
また、靴の中に入れた10円玉を買い物などで使う場合は、拭き取ってから使ってくださいね。
まとめ
濡れた靴を早く乾かす方法、靴のにおい対策を紹介しました。
ただでさえも靴の中は湿度が高く、雑菌が繁殖しやすいです。靴を濡れたままにしていると、カビやにおいが発生してしまうので、帰宅したらすぐに靴を乾かし始めましょう。翌朝になっても靴が乾いていなければ、別の靴を履くようにして、靴を完全に乾かしてくださいね。