妊娠中のネイルアートはいつまで?注意点は?

 妊娠中はアルコールやコーヒーを控えたり、お腹を冷やさないようなファッションをしたりと、生活に制限がかかりがちですが、妊娠中にネイルアートを楽しんでもいいのでしょうか?

 マニキュアが妊娠中の身体に与える影響、妊娠中にネイルアートを楽しめる時期とその理由、注意点を紹介します。

 マニキュアが妊娠中の身体に与える影響

 マニキュアには、毒性のある有機溶剤が含まれていますが、爪に塗ってネイルアートを楽しむのであれば、妊婦さんにも、お腹の赤ちゃんにも影響はありません。

 妊娠中にネイルアートを楽しめる時期とその理由

 妊娠中にマニキュアを塗っても身体に影響はありませんが、妊婦さんがネイルアートを楽しめるのは、妊娠6ヶ月頃まで。何故、妊娠6ヶ月頃までかというと、妊娠中期以降は、医師が爪の色や状態を見て、妊婦さんの体調を判断したり、酸素飽和度を測るクリップを指にはめたりする場合があるからです。

 詳しくみていきましょう。

爪の色や状態から、体調を判断する場合

 爪の色や状態から、どのようなことがわかるのでしょうか?

 爪が白い場合、紫色の場合に分けて紹介します。

【爪が白い場合】

・血行不良
指先が冷えたり、妊娠糖尿病になったりすると、血行が悪くなり、爪が青白くなります。

・疲労
疲れやストレスがたまっていると、爪が形成される過程で空気が入り、爪の表面に白い点が見られます。

・栄養不足
妊娠中は母胎から胎児に栄養が届けられるので、母胎が栄養不足になり、爪が白くなります。

【爪が紫色の場合】

 爪が紫色の場合は貧血の可能性があります。妊娠中は、母胎から胎児に酸素や栄養を送るため、より多くの血液が必要になり、貧血になりやすいです。貧血になると、赤血球の数が減って、爪が紫色になります。また、爪が割れやすくなったり、二枚爪になったりすることも。

 妊婦健診の度にマニキュアを落とすなどして、妊娠中期以降もネイルアートを楽しんでもいいですが、妊婦健診の日だけでなく、普段から自分で爪を見て、自分の健康状態を把握しておくことも大事ですよ。

酸素飽和度を測るクリップを指にはめる場合

 妊婦さんの体調が急に変化したり、事故に巻き込まれたりしたら、病院や救急車で、酸素飽和度を測るクリップを指にはめる場合があります。爪にマニキュアやジェルネイルが付いていると、その厚みが加わって、酸素飽和度を正確に測定できない可能性があります。そのため、マニキュアを塗っている場合は除光液で、ジェルネイルをつけている場合は専用リムーバーで落とす必要があり、医療措置を始めるまでに時間がかかってしまいます。ネイルアートを落とす時間がないほどの緊急事態では、ネイルアートを強引に取ることもあり、爪や指を傷めるおそれも。

 オシャレと引き換えに、自分の身体や胎児に万が一のことがあったら嫌ですよね。妊娠中期以降はネイルアートを控えるのが無難です。

 ネイルアートを楽しむ時の注意点

 妊娠中期を迎えるまで、ネイルアートを楽しんでもいいですが、妊娠中の身体や肌はデリケートです。

 次の点に注意しましょう。

換気する

 マニキュアには有機溶剤が含まれており、使用中、乾燥中は鼻を突くような刺激臭があります。つわりで吐き気に悩んでいる妊婦さん、においに敏感になっている妊婦さんは、この刺激臭で気分が悪くなりやすいので注意しましょう。部屋を換気しながらマニキュアを使うことはもちろん、速乾性の高いマニキュアやにおいのないマニキュアを使うといいですよ。

爪に優しい除光液を使う

 マニキュアを落とす除光液には、アセトンが含まれているものがあり、爪の油分や水分を取り除いてしまいます。除光液を頻繁に使うと、指先が乾燥して、爪や肌がボロボロになってしまうことも。

 特に妊娠中は肌が敏感になっているので、爪に優しいアセトンフリーの除光液を使い、使い終わったら、手をしっかり洗って、落とした後はハンドクリームやネイルクリームで保湿しましょう。

同じ姿勢をとり続けない

 自分でマニキュアを塗る場合、乾燥するまで、好きな姿勢で過ごせますが、ネイルサロンで塗ってもらう場合は座りっぱなしですよね。ネイルサロンでは、デザインにもよりますが、ネイルアートが完成するまで1時間半ほどかかります。座りっぱなしでいる時間が長ければ長いほど、血行が悪くなり、腰痛になったり、足がむくんだり、足に血栓ができたりしやすくなります。片手の施術が終わったら、休憩時間をとってもらうなどして、身体を軽く動かすようにしましょう。施術に時間がかからないよう、シンプルなデザインを選ぶのもいいですよ。ネイルサロンを予約する時には、妊娠中であることを伝えてくださいね。

 まとめ

 マニキュアが妊娠中の身体に与える影響、妊娠中にネイルアートを楽しめる時期とその理由、注意点を紹介しました。

 妊娠中にマニキュアを塗っても、妊婦さんやお腹の赤ちゃんに影響はありません。しかし、妊娠中期以降は、医師が爪の色や状態を見て、妊婦さんの体調を判断したり、酸素飽和度を測るクリップを指にはめたりする場合があるため、妊娠6ヶ月以降はネイルアートを控えましょう。どうしても、ネイルアートを楽しみたい場合は、端から剥がせるマニキュアがおすすめです。また、妊娠中の身体や肌はデリケートなので、ネイルアートを楽しむ場合は換気したり、爪に優しい除光液を使ったりするようにしましょう。ネイルサロンで施術を受ける場合は、同じ姿勢をとり続けないように、休憩時間を挟んでもらい、身体を軽く動かすようにしてください。

 妊娠中は身体にあったマニキュアや除光液を選んで、オシャレを楽しんでくださいね。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする