絨毛膜下血腫の原因、診断方法、症状、出血が続く期間

 2019年早々、当時妊娠9週の私を襲った腹痛と出血。救急で産婦人科医に診てもらったところ、切迫流産、絨毛膜下血腫と診断されました。

関連記事 → 絨毛膜下血腫だと診断されるまでの過程、診断された後の処置

 聞き慣れない絨毛膜下血腫について、原因や診断方法、症状、出血が続く期間を紹介します。

 原因

 見慣れない、聞き慣れない「絨毛膜下血腫」ですが、「じゅうもうまくかけっしゅ」と読みます。

 受精卵は卵膜という膜に包まれていて、卵膜は羊膜(内側)、絨毛膜(真ん中)、脱落膜(外側)の3つの膜で構成されています。

 受精卵が子宮内膜に着床すると、絨毛膜から絨毛が脱落膜に根を張り、胎盤をつくり始めます。しかし、絨毛が脱落膜に根を張る過程で、脱落膜を破壊し、出血を引き起こすことがあります。出血してもすぐに止まる、もしくは、出血量が少なければいいのですが、出血量が多く、血液が溜まってしまうと、絨毛膜下血腫という血の塊ができます。

 診断方法

 超音波検査で、絨毛膜と子宮壁の間にスペースがあると確認できた場合、絨毛膜下血腫と診断される可能性があります。

 症状

 生理痛によく似た下腹部痛の他、絨毛膜下血腫が子宮口の近くにできると、出血があります。血腫の位置や大きさによっては、出血がない場合もあり、絨毛膜下血腫に気付かない妊婦さんもいます。

 出血が続く期間

 妊娠中は身体の変化に敏感になりますよね。一度出血するだけでも不安になるのに、出血が何日も続くと、「いつまで出血するの?」と更に不安になると思います。絨毛膜下血腫は胎盤の形成過程で発症するものなので、胎盤が完成する妊娠16週頃には自然消滅します。

 しかし、中には、妊娠16週を過ぎても血腫が消えない妊婦さんもいます。出血源が胎盤である場合などです。絨毛膜と羊膜が細菌に感染し炎症を起こすと、破水するおそれがあります。

 下腹部痛や出血など、身体に異変を感じたら病院を受診する、また、定期的に妊婦健診を受けるようにし、医師の指示に従いましょう。切迫流産や切迫早産と診断された場合、自宅で安静するように、もしくは入院するように指示されることもあります。

 まとめ

 絨毛膜下血腫について、原因や診断方法、症状、出血が続く期間を紹介しました。

 絨毛が脱落膜に根を張る過程で、脱落膜を破壊して出血してできる血の塊が絨毛膜下血腫です。生理痛によく似た下腹部痛の他、絨毛膜下血腫が子宮口の近くにできると、出血がありますが、血腫は胎盤が完成する妊娠16週頃には自然消滅します。

 下腹部痛や出血など、身体に異変を感じたら病院を受診して、医師の指示に従ってくださいね。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする