妊婦健診の検査内容、費用と注意点、持ち物

 妊娠すると、産婦人科で妊婦健診を定期的に受けることになりますが、何をするのでしょうか?また、何を持って行けばいいのでしょうか?

 妊婦健診の検査内容、費用と注意点、持ち物を紹介します。

妊婦健診の検査内容

 妊婦健診とは、妊娠してから出産するまでに受ける定期的健診をさし、母胎に異常がないか、胎児が順調に育っているかを確認することを目的としています。

 妊娠が判明して初めて受診する週数や出産日にもよりますが、妊婦健診は14回前後です。妊婦健診では体重や血圧測定、尿検査や超音波検査をする他、妊娠週数にあった検査をします。

 週数別に詳しくみていきましょう。

妊娠初期から妊娠23週

 妊娠8週未満の場合は、2週間に1度通院するように指示されます。経膣エコーで、胎嚢を確認したり、心拍を確認したり、胎児の大きさを測定したりします。

 妊娠8週から妊娠23週までは、4週間に1度通院するように指示されます。血液検査をして、輸血に備えるために血液型を確認したり、B型肝炎やC型肝炎ウイルスの感染有無を確認したり、HIVや梅毒の感染有無を確認をしたり、風疹の免疫の有無を確認したりします。また、血算を調べて、貧血の兆候がないか、血糖を調べて、妊娠糖尿病の兆候がないかを確認します。その他、子宮頸がん検診、クラミジア検査、超音波検査、子宮底長や腹囲の測定を行います。

妊娠24週から妊娠35週

 2週間に1度通院するように指示されます。

 引き続き血液検査をし、血算や血糖を調べたり、超音波検査をしたりする他、B群溶血性レンサ球菌の検査をします。この検査は、B群溶連菌感染の有無を調べる検査で、陽性だったとしても、母胎に大きな影響はなく、問題ありません。

 しかし、分娩時に産道を通過することにより、赤ちゃんに感染してしまいます。感染すると、新生児GBS感染症という重い病気が発症するおそれがあります。検査結果が陽性だった場合、分娩時に抗生物質を使って、赤ちゃんに感染するのを防ぎます。

妊娠36週から出産まで

 1週間に1度、つまり、毎週通院するように指示されます。

 引き続き血液検査をし、血算や血糖を調べたり、超音波検査をしたりする他、NSTという胎児ノンストレステストをします。

 胎児ノンストレステストとは、赤ちゃんがお産に耐えられるかどうかを判断する検査。妊婦さんに横になり、胎児の心拍とお腹の張りを計測できる機械をお腹に取り付けます。仰向けの状態で30分過ごすことになるのですが、大きなお腹を上に向けて寝られない妊婦さんが多いです。しんどくなった時は無理をせずに、医師にその旨を伝えてください。医師によりますが、横向きに寝転んだ状態で計測してくれる場合もありますよ。

 このように、妊娠週数によって、妊婦健診の頻度が異なります。産休や育休を申請する時期、里帰り出産する場合は里帰りする時期などのスケジュールをたてておきましょう。

妊婦健診の費用と注意点

 妊婦健診の費用と注意点をみていきましょう。

費用

 妊婦健診には、公費による補助制度があります。妊娠が確定したら、産婦人科で妊娠届をもらえるので、妊娠届に必要事項を記入して、お住まいの市町村へ提出しましょう。母子手帳と共に、妊婦健診の補助券をもらえます。補助券を使わなかった場合、妊婦健診の総額は10万円程度といわれています。補助券を使うことで、毎回の妊婦健診の自己負担額が5000円以内におさまるので、母子手帳と一緒に持ち歩くようにしましょう。

注意点

里帰り出産する場合

 里帰り出産を予定している方は、補助券が出産する病院で使えるかどうかを確認しておきましょう。補助券を使えない場合、一旦自分で支払い、母子手帳を発行した自治体に領収証などを提出することで還付されるのが一般的です。

領収証は保管を

 補助券を使用したうえで自己負担した妊婦健診などの費用は、医療費控除の対象になります。妊婦健診の費用はもちろん、薬を処方してもらった場合はその費用の領収証なども保管しておきましょう。

持ち物

 母子手帳や妊婦健診の補助券、診察券の他に、妊婦健診に持っていくと便利なものを紹介します。

飲み物や飴

 つわり中の妊婦さんにとって、待ち時間が長いと辛いですよね。リラックスできる飲み物や飴を持っておくと安心です。

筆記用具

 医師や助産師からアドバイスされたことをメモしたり、次回の健診日をメモしたりするのに必要です。妊娠中はつわりで体調が優れなかったり、疲れがたまったりして、頭がボーッとしやすいです。気になったことを書き留める癖をつけると、「あれ、何だっけ?」と考え込まずに済みますよ。

まとめ

 妊婦健診の検査内容、費用と注意点、持ち物を紹介しました。

 妊娠が判明して初めて受診する週数や出産日にもよりますが、妊婦健診は14回前後です。妊婦健診では体重や血圧測定、尿検査をする他、妊娠週数にあった検査をします。妊婦健診には、母子手帳や妊婦健診の補助券、診察券はもちろん、飲み物や飴、筆記用具などを持って行きましょう。

 妊婦健診の流れをあらかじめ知っておくと、リラックスして妊婦健診を受けられます。簡単にでも覚えておくといいですよ。

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