靴底の減り方で判るなりやすい病気と解決法、靴選びのポイント

 食べ物を噛む時に右側の歯で噛んでしまう、座って足を組む時に右足を左足に重ねてしまうなど、人にはそれぞれ癖があります。歩き方にも当然癖があり、その癖は靴底の減り方で一目瞭然。しかし、靴底の減り方で、癖だけでなく体調やなりやすい症状が分かることをご存じですか?

 靴底の減り方で判るなりやすい病気と解決法、靴選びのポイントを紹介します。是非、普段よく履いている靴を手元に置いて、靴底を見ながらお読みください。

外側が減っている

 がに股やO脚の方に多い減り方です。

なりやすい病気

 膝と足首が外側に傾いているため、膝の内側や腰に負担がかかります。そのため、膝や股関節を痛めたり、腰痛になったりしやすいです。

解決法

 甲高の方に多いので、甲が高い靴を選んだり、膝や腰にかかる負担を軽減できるように、靴底にクッション性のある靴を選びましょう。

内側が減っている

 内股で歩く方やX脚の方に多い減り方です。

なりやすい病気

 外反母趾、タコやウオノメ、巻き爪になりやすく、また、血行不良が原因で冷え性になりやすいです。

 足はかかとと小指を繫ぐ外側アーチ、かかとと親指を繫ぐ内側アーチ、親指から小指を繫ぐ横アーチの3つのアーチで構成されています。これらのアーチが機能することで、地面に足を着地させた時に加わる衝撃がやわらいだり、スムーズに歩けたり、姿勢のバランスをとれたりするのです。しかし、これらのアーチがつぶれると、外反母趾になったり、反対に内反小趾になったりしてしまいます。

解決法

 ムートンブーツや長靴のようなかかとの柔らかい靴は控えましょう。また、靴の中にインソールを入れて、土踏まずを下から持ち上げることで、かかとが内側に倒れるのを防げますよ。

左右非対称に減っている

 骨盤が歪んでいる方、足の長さが左右で異なる方に多い減り方です。

なりやすい病気

 骨盤が歪んでいると、バランスを崩しやすくなります。足の長さが左右で異なる方は、短いほうの足に体重をかけて歩いたり、立ったりしがちで、バランスをより崩しやすいです。若いうちは関節が柔らかく、また、筋肉がついているので、バランス感覚を保ちやすいですが、年を重ねるにつれて関節が硬くなったり、筋肉が落ちたりするので、バランスを崩してしまいます。

解決法

 まずは、左右の足の長さが同じかどうかをチェックしてみてください。体育座りをした時に、膝の高さが異なれば、左右の足の長さが異なる可能性があります。足の長さが左右で異なる方は、短いほうの足の靴にソールを入れて、左右の長さを合わせるといいですよ。

靴選びのポイント

 靴をどのように選んでいますか?靴屋に行って、試し履きをして買う方もいれば、通販で買う方もいますよね。最近では、通販で注文して届いた靴を試し履きし、足にあわなかったり、歩きづらかったりすれば無料で返品できるサービスなどが充実していますが、返品するのが面倒くさくて、無理して履いてしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 失敗しない、靴選びのポイントを紹介します。

自分の足のサイズにあう靴

 当然ですが、自分の足のサイズにピッタリの靴を選びましょう。足のサイズより大きめの靴は、足と靴の間に空間ができ、足に力を入れて歩いてしまい、腰痛になるおそれがあります。甲高、横幅が広いなどの理由で、足のサイズにあう靴を選べない方はオーダーメイドで靴を買いましょう。

靴紐やベルトなどで調節できる靴

 先述したように、足と靴の間に空間ができると、足に力を入れて歩いてしまい、腰痛になるおそれがあります。朝から足がむくんでいる、夕方からむくみやすいなど、足の状態はその日や前日の過ごし方によって変わりますよね。面倒くさいですが、靴を履く度に、靴紐やベルトを締め直し、靴を履く時の足の状態に靴をあわせるようにしましょう。

まとめ

 靴底の減り方別に、なりやすい病気と解決法を、また、靴選びのポイントを紹介しました。

 靴底の外側が減っている方は、膝や股関節を痛めたり、腰痛になったりしやすいです。靴底にクッション性のある靴を選べば、膝や股関節にかかる負担を軽減できます。

 靴底の内側が減っている方は、外反母趾、タコやウオノメ、巻き爪になりやすいです。靴の中にインソールを入れて、土踏まずを下から持ち上げることで、かかとが内側に倒れるのを防げます。

 靴底が左右非対称に減っている方は、骨盤が歪み、バランスを崩しやすくなります。足の長さが左右で異なる方に多いので、左右で異なる方は、短いほうの足の靴にソールを入れて、左右の長さを合わせましょう。

 その他、自分の足のサイズにピッタリの靴を選ぶこと、靴紐やベルトなどで調節できる靴を選んで、靴を履く度に、靴紐やベルトを締め直し、靴を履く時の足の状態に靴をあわせることも大事です。

 靴底を見て、自分の足にあった靴を履いているか、体調に何か変化はないかなど確認してみてくださいね。

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