高血圧が引き起こす病気は?原因と改善方法も紹介

 季節の変わり目は昼夜に寒暖差があり、風邪をひきやすくなりますが、寒暖差によって引き起こされる病気は風邪だけではありません。日本人の3人に1人が当てはまるといわれている高血圧もその一つ。特に高血圧は症状が現れない方も多いので、高血圧になっていても気付いていない可能性があります。

 高血圧が引き起こす病気、血圧を上げる原因と改善方法を紹介します。高血圧になりやすい方の条件も紹介するので、ご自身が当てはまるかどうかチェックしてみてください。

 危険度チェック

 高血圧になりやすい、高血圧になっている可能性がある方の条件を挙げますので、いくつ当てはまるかチェックしてみてください。 
・40歳以上の男性
・60歳以上の女性
・最近、太ってきた
運動不足
お酒をよく飲む
ストレスがたまっている

 男性は40歳以上になると高血圧になる方が増えます。また、女性は60歳以上になると高血圧になる方が増え、その数は男性を上回ります。

 一つでも当てはまる条件があると、高血圧になっている可能性があるので、血圧を測ってみましょう。

 高血圧の基準数値

 高血圧の基準数値は、
・家庭血圧(家庭で測る血圧)で最低血圧が85mmHg以上、最高血圧が135mmHg以上、
・診察室血圧(病院で測る血圧)で最高血圧が90mmHg以上、最高血圧が140mmHg以上
です。

 家庭血圧が定められているのは、診察室血圧は一般的に数値が高めに現れるためです。病院で血圧測定をする時に緊張する方は血圧が上がります。家庭で定期的に血圧を測っておくと、病院で緊張しやすい性格なのかどうかが分かりますよ。

 朝目が覚めてから血圧は徐々に上がり、日中に最も高くなり、夜にかけて下がります。血圧は時間によって変動するので、血圧を測る時間を決めて、毎日測るようにしましょう。

 高血圧が引き起こす病気

 高血圧になったら、薬を飲んで、血圧の上昇を抑えるのが一般的な対処法ですが、高血圧が引き起こす病気にはどのような病気があるのでしょうか?

 病気を引き起こすまでの過程を含めてみていきましょう。

病気を引き起こすまでの過程

1. 加齢に伴って、血管が硬くなります。
2. 高血圧により血管壁に圧力がかかると、血管が更に硬くなり、厚みが増して動脈硬化になります。
3. 血管が傷つきやすくなり、コレステロールなどの脂質がたまります。
4. 血管が詰まって、破裂します。

引き起こす病気

 高血圧は脳梗塞や脳出血、心筋梗塞や心筋症、腎不全や大動脈瘤を引き起こします。命を取り留められたとしても、後遺症があるかもしれません。高血圧を体質だと思わないことが大切です。

 血圧を上げる原因

 血圧を上げる主な原因には、次の6点があります。
・加齢
・塩分の過剰摂取
・ストレス
・遺伝
・肥満
・過度の飲酒

 加齢と遺伝は仕方ありませんが、塩分やアルコールの過剰摂取、ストレスや肥満は改善できる原因ですね。

 高血圧を改善する食生活

 先述した血圧を上げる原因の中で、今すぐに取り組めるのは、塩分の過剰摂取をやめること。日本人の塩分平均摂取量は11mgといわれていますが、理想は6mg。塩分を5mg減らすと血圧を5mmHg下げられます。塩分量を半分に減らすことから始めてみてはいかがでしょうか。食事を見直すことが一番身近で、簡単に始められる対策です。

 毎日食卓に欠かせない味噌汁を、減塩味噌汁に変えてみましょう。鰹節でしっかり出汁をとり、野菜を多くすれば、味噌の量が半分でもコクのある味噌汁に仕上がります。具材として、消化を助ける大根、良質な油が含まれている油揚げを入れると、より健康的な味噌汁になりますよ。

 まとめ

 高血圧が引き起こす病気、血圧を上げる原因と改善方法を紹介しました。

 高血圧は、脳梗塞や脳出血、心筋梗塞や心筋症、腎不全や大動脈瘤を引き起こします。

 血圧を上げる主な原因には、加齢、塩分やアルコールの過剰摂取、ストレス、遺伝、肥満などがあります。この中で、今すぐに取り組めるのは、塩分の過剰摂取をやめること。塩分を5mg減らすと血圧を5mmHg下げられますよ。

 高血圧は症状が現れない方も多いので、気付かないうちに高血圧が進行しているおそれも。血圧を定期的に測り、生活習慣を見直して、高血圧を防ぎましょう。

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