経産婦の平均出産週数と分娩時間、早く出産しやすい理由

 「二人目は一人目より早く産まれる」と聞いたことはありませんか?一人目を出産する時に長い陣痛に悩まされたお母さんは「二人目の出産は楽かもしれない!」と喜ぶ一方、スピード出産だったお母さんは「産院に到着する前に産まれるのでは・・・」と不安に感じるかもしれませんね。

 二人目は一人目より早く産まれるというのは本当なのでしょうか?その理由は何なのでしょうか?

 経産婦の平均出産週数と分娩時間、早く出産しやすい理由を紹介します。

経産婦の平均出産週数

 最終月経の一日目を0日目とし、40週目を出産予定日とするのが一般的な計算方法ですが、月経不順な女性であれば、排卵日がずれている可能性があります。また、妊娠が判明して初めて行う診察で、胎嚢や赤ちゃんの大きさを計測して出産予定日を割り出しますが、医師の計測の仕方によって、出産予定日が早まったり遅れたりすることもあります。つまり、排卵日が判っていない限り、正確な出産予定日を割り出すことはできないのです。

 こちらでは、排卵日のずれや医師の計測の仕方を考えないものとして、平均出産週数をみていきましょう。

初産婦の場合

 初産婦とは一人目を出産する妊婦さんを指します。初産は予定日を過ぎて出産することが多いと聞いたことがある方も多いと思いますが、ある調査によると、39週で出産したお母さんが26%、出産予定日を過ぎて41週で出産したお母さんが23%なのだとか。先述したように、排卵日が判っていない限り、正確な出産予定日を割り出すことはできません。また、37週から41週までは「正産期」と呼ばれ、出産する可能性が高い時期です。初産だからといって、予定日を過ぎて出産するお母さんが多いというわけではないのですね。

経産婦の場合

 経産婦とは二人目以降を出産する妊婦さんを指します。気になる「二人目は一人目より早く産まれる」という噂ですが、必ずしもそうではありません。二人目や三人目を出産したお母さんに聞いたところ、「一人目も二人目も同じ週数に産まれた。」と答えたお母さんもいれば、「一人目は出産予定日に産まれたけど、二人目は出産予定日を1週間過ぎて産まれた。」と答えたお母さんもいます。経産婦であっても、初産であっても、37週から41週までが正産期であることに変わりありません。経産婦だからといって、必要以上に身構えず、陣痛が来るまでリラックスして過ごしましょう。

経産婦の分娩時間

 「二人目は一人目より早く産まれる」というのは、出産週数ではなく、分娩時間を指しているのではないでしょうか。実際に、経産婦の分娩時間は初産婦の分娩時間に比べて短くなりやすいといわれています。陣痛が始まってから、出産するまでの平均時間は初産婦が12時間から15時間であるのに対して、経産婦は5時間から8時間といわれています。また、経産婦の陣痛の間隔が短くなる時間も、初産婦に比べて早くなりやすいです。実際に、初産婦は陣痛が10分間隔になったら病院に連絡をするよう指示されますが、経産婦は陣痛が15分間隔になったら連絡をするように指示されます。

経産婦が早く出産しやすい理由

 経産婦の分娩時間が短くなりやすい理由は次の2点です。

子宮口や産道が開きやすい

 出産経験があるお母さんの子宮口や産道は柔らかくなっているので、初産に比べて早く開きやすいです。

上の子の育児でよく動いている

 一人目の出産前は、疲れたら横になって身体を休むことができますが、二人目以降の出産前はそういうわけにはいきませんよね。上の子を幼稚園や習い事に送迎したり、必要に応じて抱っこしたりと、一人目の出産前に比べて、身体をよく動かしています。

 当たり前ですが、経産婦は分娩時間が必ず短くなるわけではありません。お母さんの体調や赤ちゃんの大きさなどによって、陣痛から出産までの流れは異なります。

 ただ、経産婦は出産経験があるぶん、「陣痛の間隔がまだ長いから、出産まで時間がかかりそう。」、「陣痛が強くなってきたから、出産までもうすぐかな?」と、陣痛に気付いてからもどんと構えていられるかもしれませんね。

まとめ

 経産婦の平均出産週数と分娩時間、早く出産しやすい理由を紹介しました。

 二人目であっても三人目であっても、一人目より早く産まれるとは限りません。経産婦であっても、初産であっても、37週から41週までが正産期です。

 一方、陣痛が始まってから、出産するまでの平均時間は初産婦が12時間から15時間であるのに対して、経産婦は5時間から8時間といわれています。経産婦の分娩時間が短くなりやすいのは、子宮口や産道が開きやすい、上の子の育児でよく動いているからです。

 経産婦だからといって、必要以上に身構えず、陣痛が来るまでリラックスして過ごしてくださいね。

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