4種類の加湿器の特徴と選び方、電気代も紹介

 家電量販店にズラリとならぶ加湿器。大きさや形、機能が様々で、どのように選べば良いのか悩む方もいらっしゃるのではないでしょうか?加湿器には、スチーム式、超音波式、気化式、ハイブリッド式の4種類があります。

 4種類の加湿器の特徴と選び方を、電気代を含めて紹介します。

 スチーム式

 お湯を沸かして、お湯の蒸気で加湿するタイプの加湿器です。沸騰したやかんをイメージすると分かりやすいですね。

特徴

〇加湿し始めるのが早い
お湯の蒸気を使うので、加湿し始めるのが早いです。

〇衛生的
水を加熱するので、水の中のカビや菌が繁殖しにくいです。

×電気代が高い
蒸気を出すお湯をヒーターで沸かすため、他のタイプよりも電気代が高いです。(具体的な金額については後述します。)

×噴出口に触ると、やけどするおそれがある
噴出口から出る蒸気はお湯から出ているので、噴出口はとても熱いです。噴出口に当たったり、子どもが興味本位で触ったりすると、やけどするおそれがあります。

→ 加湿し始めるのが早いので、家にいる時間が短い方、部屋の乾燥が気になる方におすすめです。

電気代

 一ヶ月あたりの電気代は1620円です。加湿スピードが早い分、電気代は高くつきます。

※一ヶ月あたりの電気代は、最大モードで1日8時間、30日間使用したと仮定した場合の電気代です。

 超音波式

 細かい水を空気中に噴出して加湿するタイプ。普段あまり使うことがないかもしれませんが、霧吹きをずっと使うイメージですね。

特徴

〇電気代が安い
水を加熱しないので、電気代が安いです。

おしゃれでコンパクト
パソコンなどのUSB端子に接続するだけで加湿できるUSB加湿器のタイプはほとんどが超音波式。デスクの上に置いても邪魔にならないほどコンパクトで、また、インテリア面でも違和感がないおしゃれなデザインです。

〇リラクゼーションとしても使える
水と共にアロマオイルを入れることができるので、香りによるリラックス効果を得られます。

〇加湿し始めるのが早い
電源を入れるとすぐに加湿が始まるので、加湿し始めるのが早いです。

〇安全性が高い
水を加熱しないので、噴出口が熱くなることがなく、噴出口に当たってもやけどしません。

×カビや細菌を拡散するおそれがある
カビや細菌を遮るフィルターがない製品が多く、また、水を加熱しないので、水の中で繁殖したカビや菌を部屋中に拡散するおそれがあります。他の加湿器に比べて、こまめにお手入れする必要があります。

→ コンパクトなので、部屋に大型の物を置けない方におすすめです。

電気代

 一ヶ月あたりの電気代は194円。スチーム式の電気代の10分の1ぐらいですね。

 気化式

 水を含んだフィルターに風を当てて加湿するタイプ。濡れたタオルに扇風機をあてて、風で湿気を飛ばすイメージですね。

特徴

〇安全性が高い
水を気化して加湿するので、噴出口が熱くなることがなく、噴出口に当たってもやけどしません。

〇電気代が安い
水を加熱しないので、30W以下の消費電力で済み、他の加湿器に比べて、電気代が最も安いです。

×加湿するのに時間がかかる
室内で洗濯物を干してもすぐに乾かないのと同じで、加湿するのに時間がかかります。

→ ゆっくり加湿するので、家にいる時間が長い方に、また、ヒーターを使わないので、小さなお子様がいる家庭におすすめです。

電気代

 一ヶ月あたりの電気代は、なんと60円。缶ジュースよりも安いですね。

 ハイブリッド式

 先述した3種類の中から2種類の加湿器を採用したタイプ。スチーム式、超音波式、気化式の特徴を活かし、加湿効果をより高めています。超音波式と気化式は特徴が似ていて、組み合わせてもメリットが増えないため、超音波式と気化式の組み合わせはありません。

 つまり、ハイブリッド式は、スチーム式と超音波式、もしくは、スチーム式と気化式を組み合わせた、いいとこどりの加湿器なのです。

特徴

〇衛生的
水を加熱するので、水の中のカビや菌が繁殖しにくいです。

〇コスパがいい
2種類の加湿器を組み合わせている分、電気代は最も高くつきますが、加湿効果が高いのでコスパがいいです。

〇電気代を節約できる
部屋の湿度が設定湿度に達するまではスチーム式で早く加湿し、設定湿度に達したら、超音波式、気化式に自動的に切り替わる製品であれば、電力の無駄遣いがなく、電気代を節約することができます。

×掃除が面倒
2種類の加湿器を組み合わせている分、他のタイプよりも掃除しなければいけない箇所が多いです。

×本体価格が高い
2種類の加湿器を組み合わせている分、本体価格が高いです。また、タンクの容量によって、本体サイズも大きくなり、価格が高くなります。

→ 初期費用はかかってもいいので、高い加湿効果を得たい方におすすめです。

電気代

 一ヶ月あたりの電気代は1043円。電気代は高いですが、スチーム式ほどではありません。

 選び方

 4種類の加湿器の本体価格にあまり差はありませんが、あえて言うなら、ハイブリッド式が最も高く、超音波式が最も安いです。どのタイプの加湿器を買うか悩んだら、家にいる時間、電気代で選びましょう。

 また、加湿器のタイプを決めたら、次に確認しておきたいのが、加湿器のパワー。実際に加湿器を使う部屋よりも広い畳数に対応している加湿器を選びがちですが、部屋の畳数に適した加湿器を選んでください。加湿し過ぎると、カビやダニが発生してしまう可能性があります。

 まとめ

 4種類の加湿器の特徴と選び方を、電気代を含めて紹介しました。

 各加湿器にはそれぞれメリットとデメリットがあります。どのタイプの加湿器を買うか悩んだら、家にいる時間、電気代で選びましょう。加湿し過ぎると、カビやダニが発生してしまう可能性があるので、部屋の畳数に適した加湿器を選ぶようにしてくださいね。

 加湿器は安い買い物ではありません。使いやすい、そして、お気に入りの加湿器をみつけて、できるだけ長く使いましょう。

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