花粉皮膚炎が起きる仕組みとなりやすい人の特徴、予防法

 花粉症とは無縁だと思っている方も要注意。目や鼻に花粉症の症状が出ていないにもかかわらず、頭や耳、顔などが痒くなる方は花粉皮膚炎かもしれません。

 花粉皮膚炎が起きる仕組みとなりやすい人の特徴、予防法を紹介します。

花粉皮膚炎が起きる仕組み

 くしゃみや目の痒み、鼻水などは、花粉症の症状としてよく知られていますが、花粉皮膚炎は最近になって研究が進み始めた症状で、花粉皮膚炎も花粉症の症状の一つだといわれています。

 花粉皮膚炎は、春先もしくは秋にだけ、花粉が皮膚に付着してじんましんのような赤い湿疹が出ます。夏や冬は湿疹が出ないのに、春先や秋は湿疹が出るという方は花粉皮膚炎を疑いましょう。

 花粉皮膚炎の症状が出やすい場所は、目のまわり、頬、鼻の下、首まわりなどです。痒いからといって擦ったり、掻いたりしていると、摩擦によって皮膚に色素沈着が起こり、皮膚が黒ずんだり、かさぶたのようなものができたりしてしまいます。

 また、花粉症の症状が出ていなくても、突然花粉皮膚炎になる可能性があります。肌荒れを起こしていたり、体調を崩していたりなど、免疫力が低下していると、アレルギー反応が起こりやすくなります。

花粉皮膚炎になりやすい人の特徴

 花粉皮膚炎になりやすい方には、次のような特徴があります。

・顔をゴシゴシ強く洗う
・乾燥肌、敏感肌
・化粧品のノリが悪い
・生活習慣が乱れている

 また、花粉皮膚炎になりやすい年齢は20代~60代と幅広いといわれています。20代といえばまだまだ若いイメージですが、何故、20代が含まれているのかというと、メイクをバッチリするから。濃いメイクはメイクを落とす時に肌に大きな負担がかかります。

 そして、20代~60代の中でも、特に40代以降の女性はホルモンの減少と共に肌が乾燥しやすくなるので注意が必要です。肌の乾燥といえば、女性の悩みである印象が強いですが、男性の場合はヒゲそりが皮膚にとってストレスになります。

花粉皮膚炎の予防法

 花粉皮膚炎には、現在のところ、根本的な治療法はありません。つまり、予防が大事なのです。

 花粉皮膚炎の予防のポイントは、花粉に触らないこと。花粉が皮膚に付着しなければ、皮膚が炎症を起こすことはありません。具体的な予防法をみていきましょう。

皮膚を覆う

 帽子、メガネ、マスク、ストールなどで皮膚を覆いましょう!と言いたいところですが、皮膚を覆い過ぎると、オシャレではないですし、何か悪いことを企んでいるのではないかと怪しまれるかもしれませんよね。オシャレを楽しみながら、できる範囲で皮膚を覆い、室内に入る時に花粉を払いやすい服装を着るなどして工夫しましょう。

室内に入る時に、外で花粉を払う

 室内に花粉を取り込まないように、外で服をパタパタと叩きましょう。玄関で叩くのはNG。玄関に取り込んだ花粉がリビングまで侵入してしまいます。

帰宅したら、すぐに洗顔する

 帰宅後はゆっくりしたい方が多いと思いますが、くつろぐ前に顔を洗い、皮膚に付いた花粉を洗い流しましょう。生え際や小鼻の脇、フェイスラインなど、洗い忘れがちな箇所も洗うようにし、首回りは濡れタオルで優しく拭き取ってください。

洗濯物は部屋干しする

 肌に触れる服やタオルは部屋干しし、花粉が付かないようにしましょう。とはいえ、天気がいい日は外干ししたいですよね。外干しするなら、室内に取り込む前に洗濯物を叩いて、花粉を払ってくださいね。

生活習慣を整える

 肌のバリア機能に、睡眠不足やストレスは大敵です。睡眠をよくとる、ストレスをためないなど、基本的な生活習慣を整えましょう。

肌を保湿する

 肌のバリア機能を守るためには、皮膚を保湿することが大事です。中でも、ヒアルロン酸入りのスキンケア用品は保湿力が高いのでおすすめです。スキンケアの仕上げには乳液を使って、皮膚にフタをして水分を閉じ込めましょう。

 いつも使っているスキンケア用品が肌に合わないと感じる場合は、ワセリンやベビーオイルなど、刺激が少ないものに替えてください。

 また、コットンに含ませて塗るよりも、手にとって、手のひらで皮膚を優しく押さえるように塗るほうが、皮膚の状態を把握しやすいですよ。

まとめ

 花粉皮膚炎が起きる仕組みとなりやすい人の特徴、予防法を紹介しました。

 花粉皮膚炎は、春先もしくは秋にだけ、花粉が皮膚に付着してじんましんのような赤い湿疹が出ます。予防のポイントは、花粉に触らないこと。花粉が皮膚に付着しなければ、皮膚が炎症を起こすことはありません。

 花粉よけ、日焼け止めなど、1年を通して手を抜けないスキンケアですが、一度花粉皮膚炎になると毎年悩まされるといわれています。しっかり予防してくださいね。

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