1歳半以降の便秘の解消法は?効果的な食事と病院での治療法を紹介

 生後5ヶ月頃から始める離乳食。個人差はありますが、生後1歳半が離乳食完了期といわれています。1歳半を過ぎると、ほとんどのものを食べられるようになりますが、味が分かるようになるぶん、好き嫌いが出始め、便秘になる子どもが少なくありません。

 生後1歳半以降の便秘について、自宅でできる便秘解消法、病院に行く目安、病院での治療法を紹介します。

 自宅でできる便秘解消法

 先日、「生後6ヶ月の赤ちゃんは便秘になりやすい!その原因と解消法を紹介」という記事で、自宅でできる便秘解消法を紹介しました。

 その記事に記載している解消法の中に、1歳半以降の便秘にも有効な解消法がありますので、既に紹介している解消法も含めてみていきましょう。

「の」の字マッサージ

 子どもを仰向けに寝かせて、おへその周りに「の」の字を描くように指の腹でマッサージします。

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綿棒浣腸

 オムツ替えシートの上に子どもを仰向けに寝かせて、ベビーオイルを浸み込ませた綿棒を、赤ちゃんの肛門に入れます。綿棒を時計回りに回して、綿棒を引き抜きます。

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 1歳半を過ぎると、子どもは自由に動き回ります。先述した「の」の字マッサージ、綿棒浣腸を試そうにも、子どもがおとなしくしてくれなかったり、嫌がったりして、できない可能性があります。

 このような場合には、食事内容、食後の過ごし方を見直しましょう。

食事内容

 便秘解消といえば、真っ先に思い浮かべるのが食物繊維を摂ることではないでしょうか。野菜を食べさせるのが手っ取り早いのですが、好き嫌いがある子どもの場合、野菜で食物繊維を摂るのは難しいですよね。

 そこでおすすめの食材がおからひじきです。子どもが好きな味付けで調理すれば食べてくれるかもしれません。また、同じような味付けを繰り返すと、味付けに飽きて食べなくなる可能性があるので、味噌汁に入れてみる、ご飯に入れてみるなど、工夫しましょう。

食後の過ごし方

 食後30分は腸の動きが活発になり、排便しやすい時間です。食後すぐに外出していませんか?高い高いなど、興奮する遊びをしていませんか?子どもが落ち着ける、いきみやすい環境をつくってあげましょう。

 病院に行く目安

 排便のペースには個人差があるので、「便が何日出ていなければ、病院を受診しましょう。」という決まりはありません。子どもの機嫌が悪い、食欲がないなど、子どもの様子がいつもと違うなら、病院に行くことを検討しましょう。

 また、生後間もない赤ちゃんとは異なり、1歳半を過ぎると腹筋がつき始めているので、自分でお腹に力を入れて、排便することができます。いきんでいるのに便が出なかったり、お腹を触ると嫌がったりするようであれば、迷わず病院に行きましょう。

 病院での治療法

 便がたまっていると診断された場合、浣腸や下剤の服用をすすめられます。

 即効性があるのは浣腸です。病院で浣腸する場合、医師や看護師が浣腸してくれるので、浣腸に抵抗があるお母さんでも安心です。便の様子を見てもらう場合は、排便するまで病院に滞在する必要があります。個人差はありますが、浣腸して15分から20分程度で排便します。子どもがいきみやすいように、子どもを静かな環境に連れて行き、ゆっくり見守ってあげましょう。オムツから便が漏れる可能性があるので、オムツ、お尻拭きシートはもちろん、着替えを忘れずに持って行ってくださいね。

 浣腸しても、腸にたまっている便が全て出るとは限りません。便がまだたまっていると診断された場合、下剤を処方されます。

 下剤としてよく処方されるのは、ラキソベロンです。ラキソベロンは目薬のような容器に入っている透明な液体で、麦茶やミルクなど、普段飲んでいる飲み物に数滴垂らして服用させます。月齢によって、垂らす滴数が異なるので、医師や薬剤師の指示を仰ぎ、指示をしっかり守りましょう。

 まとめ

 生後1歳半以降の便秘について、自宅でできる便秘解消法、病院に行く目安、病院での治療法を紹介しました。

 子どもの便秘が疑われる場合は、まず、「の」の字マッサージや綿棒浣腸をしたり、食事内容や食後の過ごし方を見直したりして、自宅でできる解消法を試してみましょう。それでも便が出ない場合、子どもの機嫌が悪い、食欲がないなど、子どもの様子がいつもと違うなら、病院に行くことを検討し、いきんでいるのに便が出なかったり、お腹を触ると嫌がったりするなら、迷わず病院に行きましょう。病院では浣腸や下剤の服用をすすめられるので、オムツ、お尻拭きシートの他、着替えを忘れずに持って行ってくださいね。

 子どもの便秘がいつまで続くかは、排便する習慣が身につくかどうかによります。必要に応じて医療の力も借り、排便する習慣が身につくようにしてあげましょう。

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