去年開封した日焼け止めは使える?使用期限はあるの?

 毎年紫外線対策として使う日焼け止めですが、日焼け止めをワンシーズンで使い切れず、去年や数年前の日焼け止めが余っているという方も多いのではないでしょうか?

 未開封の日焼け止めと開封済みの日焼け止めの使用期限、古い日焼け止めを使うデメリット、保管方法を紹介します。

 未開封の日焼け止めの使用期限

 日焼け止めの容器や説明書を見ても、使用期限の記載はありません。日本には薬機法(平成26年に薬事法から改正)という、医薬品や医薬部外品、化粧品などの安全性の確保を目的とした法律があります。薬機法によると、3年以内に品質が変化せず、使用しても問題が生じない場合、使用期限の記載を義務付けられていません。つまり、使用期限の記載がない日焼け止めは製造してから3年間は安全に使用できるということになります。

 開封済みの日焼け止めの使用期限

 では、一度開封した日焼け止めの使用期限も未開封の日焼け止めの使用期限が同じなのかというと、同じではありません。というのも、日焼け止めには乳液が含まれており、空気に触れることで酸化が進み、開封から時間が経つにつれて、品質がどんどん落ちてしまいます。日焼け止めには防腐剤やアルコールも含まれていますが、乳液のほうが占める量が多いので、酸化を止められません。開封後は1年で使い切るようにしましょう。

 開封してから1年以上経った日焼け止めを使いたい場合は、日焼け止めを要らない容器に出し、色やにおいなどを観察してください。もとの色から変わっていたり、変なにおいがしたりすれば、品質が落ちている証拠です。また、日焼け止めの容器をよく振っても、日焼け止めが分離していれば、酸化が進んでいる証拠です。

 日焼け止めのタイプ別の使用期限

 日焼け止めには、乳液タイプ、ジェルタイプ、スプレータイプなど、さまざまな種類があり、タイプによって使用期限が異なります。

・乳液タイプ、ジェルタイプ
未開封 → 3年、開封後 → 1年。

・スプレータイプ
未開封、開封後 → 3年

・無添加タイプ
未開封 → 1年、開封後 → 6ヶ月

 無添加タイプの日焼け止めには不要な成分が含まれていないので、品質の劣化が早いです。開封後は早めに使い切りましょう。

 古い日焼け止めを使うデメリット

 品質が落ちていたり、酸化が進んでいたりしても、実は日焼け止めの効果に影響はありません。しかし、品質が落ちている日焼け止めを肌に塗ると、肌がかぶれたり、炎症を起こしたりするなどの肌トラブルを引き起こす可能性があります。酸化が進んだ乳液を塗ることは、肌の老化にも繋がります。

 日焼け止めの保管場所、方法

 日焼け止めの保管状態が悪いと、乳液の酸化が進み、品質が落ちやすくなります。

 日焼け止めの正しい保管方法をみていきましょう。

保管場所

 日焼け止めは、直射日光が当たらない、常温の場所に置きましょう。高温多湿の場所に日焼け止めを置いていると、雑菌が繁殖しやすくなります。日焼け止めを洗面所に置くなら、窓を開けたり、換気扇を回したりして、風通しをよくしましょう。

 また、冷蔵庫に日焼け止めを入れておくと、品質が保たれそうなイメージがありますが、日焼け止めを冷やすと乳液が分離する可能性があります。必ず常温で保管してください。

保管方法

 日焼け止めを使う時に、容器の口を肌に直接つけると、肌の雑菌が容器に入り込み、品質が落ちてしまうおそれがあります。日焼け止めは手に取って、手で肌に馴染ませるようにしましょう。また、容器の口に付着した日焼け止めはティッシュで拭き取って、清潔に保った状態で保管してください。

 日焼け止めを余らせないためには

 「古い日焼け止めを塗って肌トラブルを引き起こすのは嫌!」、「でも、余った日焼け止めを捨てるのも嫌!」という方は、開封してから1年以内に、日焼け止めを余らないように塗るのが一番です。まとめ買いをしたり、大容量の日焼け止めを買ったりしても、使い切れる場合はお得ですが、使い切れない場合は無駄金になってしまいます。毎年、日焼け止めを塗っていれば、1シーズンに必要な日焼け止めの量が分かりますよね。必要最低限の量が入っている日焼け止めを買うようにしましょう。

 また、紫外線の量は5月から9月にかけてピークを迎えますが、それ以外の時期でも紫外線は降り注いでいます。ピーク以外の時期でも、日焼け止めを塗れば余ることはありません。

 まとめ

 未開封の日焼け止めと開封済みの日焼け止めの使用期限、古い日焼け止めを使うデメリット、保管方法を紹介しました。

 日焼け止めはタイプによって使用期限が異なります。

・乳液タイプ、ジェルタイプ
未開封 → 3年、開封後 → 1年。
・スプレータイプ
未開封、開封後 → 3年
・無添加タイプ
未開封 → 1年、開封後 → 6ヶ月
です。

 使用期限を過ぎていても、日焼け止めの効果は変わりませんが、品質は落ちます。古い日焼け止めを肌に塗ると、肌トラブルを引き起こしたり、老化に繋がったりします。

 日焼け止めは、直射日光が当たらない場所、常温の場所に置いて、容器の口に付着した日焼け止めはティッシュで拭き取って、清潔に保った状態で保管してください。

 日焼け止めを正しく使って、肌を紫外線から、老化から守りましょう。

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