恵方巻きと謎のルールの由来、定番の具材を紹介

 節分の日に当たり前に食べるようになった恵方巻き。いつから、食べるようになったのでしょうか?食べている最中に、何故、話してはいけないのでしょうか?

 恵方巻きと謎のルールの由来、定番の具材を紹介します。

 恵方巻きの由来

 江戸時代、節分の日に大阪で、芸子さんとそのお客さんが遊びながら大きな巻き寿司を頬張ったのが、恵方巻きの始まりです。遊びながら頬張るなんて、黙々と恵方巻きを食べている私達には信じられない光景ですよね。当時、大きな巻き寿司には7つの具材が入っていました。商売繁盛や無病息災など、七福神の七にあやかっていたのですね。

 その後、海外の食文化が取り入れられたため、日本食である巻き寿司は衰退してしまいますが、1940年代に再び巻き寿司がブームに。そして、1980年代に、コンビニ大手のセブンイレブンが、縁起がいい巻き寿司として、「恵方巻き」を販売し始めたのです。セブンイレブンといえば、全国に店舗を持つコンビニですよね。こうして、節分の日に、恵方を向いて巻き寿司(恵方巻き)を食べるという風習が全国に広がったのです。ちなみに、2019年に私達が向く方角は東北東ですよ。

 ルールの由来

 恵方巻きには、一つの方角を向いて食べる、食べ終わるまで話してはいけない、一本丸ごと食べるなどのルールがありますが、何故、このようなルールがあるかをご存じでしょうか?

 ルールの由来を紹介します。

一つの方角を向いて食べる

 毎年、一つの方角を向いて食べる恵方巻き。私達が向く方角こそ「恵方」で、恵方には歳徳神という神様がいらっしゃります。恵方はその年の干支によって変わるので、私達が向く方角は毎年変わります。毎年、恵方を向いて、恵方巻きを食べることで、神様に願いごとが伝わりやすくなるそうです。

食べ終わるまで話してはいけない

 恵方を向いて、恵方巻きを食べることで、神様に願いごとが伝わりやすくなると先述しました。願いごとをしている時に、神様以外と話している場合ではありません。神社に参拝して、お賽銭を入れて、願いごとをする時に、周囲の人と話しながら願いごとをしないのと同じです。

一本丸ごと食べる

 先述したように、恵方巻きに入っている7つの具材は、七福神の七にあやかっています。福がたくさん詰まった恵方巻きを切ったり、残したりすると、いただけるはずの福が逃げてしまいます。切ったり、残したりせずに、一気に食べきることで、身体に福を取り込められるのですね。

 定番の具材

 コンビニやスーパーで陳列される恵方巻きを見ると、鉄火巻きやカッパ巻き、海鮮巻きやサラダ巻きなど、種類が豊富ですよね。恵方巻きの具材は何でもいいのでしょうか?

 結論から言えば、「昔は具材が決まっていたが、今は何でもいい。」です。恵方巻きを食べる風習が全国に定着する前は、次の7つの具材を巻いていました。
・鰻(もしくは、穴子)
・伊達巻
・キュウリ
・椎茸
・かんぴょう
・桜でんぶ
・高野豆腐

 しかし、恵方巻きを食べる風習が全国に定着すると、好きな具材を巻くようになりました。7つの具材を巻いていた理由は、先述したとおり、七福神の七にあやかったからです。今では、7つの具材が入った恵方巻きのほうが珍しいのではないでしょうか?七福神にあやかりたい方は、好きな具材を7つ選んで巻いて、恵方巻きを楽しんでみてもいいですね。

 まとめ

 恵方巻きとルールの由来、定番の具材を紹介しました。

 恵方巻きの誕生は江戸時代まで遡りますが、節分の日に恵方巻きを食べる風習が全国に広がったのは1980年代に入ってからです。昔の恵方巻きには、七福神の七にあやかって、7つの具材が入っていました。

 恵方を向いて、話さずに恵方巻きを一気に食べきることで、神様に願いごとが伝わりやすくなったり、身体に福を取り込めたりします。

 恵方巻きを食べて、福をしっかりいただきましょう。

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